【ロシア 2018】 夜行列車に乗る
旅をしてお金を稼ぎたいと思う今日この頃です。このブログ人気にならないかな。なりませんね、この技術では。
今回は、ロシアの寝台列車についてです。
もくじ
ロシアの列車について
ロシアでは長距離列車が多くあります。ロシアの端から端までを繋ぐシベリア鉄道が代表的ですね。7泊8日でロシアの端を結ぶらしいです。そんなのは乗れないのでお手軽なモスクワ・サンクトペテルブルク間の夜行列車を移動します。
モスクワ・サンクトペテルブルク間の寝台列車は赤い矢号が有名です。また、同間はサプサンという4時間ほどで移動できる新幹線のようなものもあります。
ロシアの駅は、終着点が名前になっています。例えば、モスクワにあるサンクトペテルブルク行きの電車が出る駅は、レニングラード駅です。覚えれば簡単ですが、覚えるまでは混乱します。また、その名前だからと言ってそこからしか発着しないとは限りません。
ロシアの鉄道を予約する
「日本語で絶対的に安心して予約したいよ!」って人は日本で代理店を探してください。当然ながら高いです。
ロシアの鉄道は基本的にロシア国鉄のホームページからオンライン予約します。国際列車も予約可能です。英語ですが、手順が分かっていればそんなに難しくはないはずです。
Buy ticketから発着場所、日時を設定すると候補が出てきます。候補の中から好きなものを選んでください。
当然ですが、値段が高いほど快適な旅になります。メジャーなのは、2-cl sleeping conpt.と書いてあるものです。基本的に一つの部屋に4人の相部屋です。ベッドが上か下かでも値段が違います。下の方が快適で値段が高く人気です。自分のニーズに合わせましょう。上のベッドで下が知らない人だとちょっと気を使うのと、荷物を上の荷物置きに上げるのが少し大変です。
一番安い3-cl. open sleepingは、ベッドが通路に面していて部屋になっていないようです。人目が気になる方や荷物管理が心配な方にはオススメできません。とにかく安く移動したいという人にオススメです。そういう人はそもそもバスの方が良い気もしますが。
そのまま流れ通りに進んでいくと自分の好きな席を選べたりします。航空券を自分でとっているような人だったらそこまで難しくないです。
ロシア国鉄にログインできるようアドレス等を登録します。予約の確認やキャンセルをする場合に必要です。
決済はクレジットカードでします。VISAやMasterCardなら大抵使えるはずです。
決済が完了すると、旅程表のようなものがpdfで表示されます。これはキチンと印刷するかスクショをしておきましょう。今後、再表示できない可能性があります。
航空券のようにメールでチケットが送信されないので注意してください。購入時に表示されたものをしっかりとキープしておきましょう。
駅に行く
モスクワからのサンクトペテルブル行きの列車が発着する駅は、レニングラード駅がメインですが、そのほかの駅からも発車します。チケットの到着駅をよく確認しておきましょう。駅が違って乗り遅れたなんてことにならないように気をつけてください。
早く着いても何もないですが、早いに越したことはありません。荷物検査などがありますので時間には余裕を持ちましょう。
電光掲示板でホームを確認(ロシア語のみの表記)して、気合いでホームを見つけます。
列車が来たらホームを確認して乗り込むだけです。あとは目的地まで寝るだけ。
私の乗車した列車は赤い矢号ではありませんでしたが、無事に到着できました。トイレは普通の列車のトイレって感じです。日本とそんなに変わらないかな。ベッドはマットレスは固く、枕とブランケットが支給されます。安くて横になれれば良いという人に良いと思います。
おわりに
参考になっているかわかりませんが、ロシアの寝台列車は自分で予約できるし特にトラブルもなく旅を続けることができました。少し旅に慣れている方なら何も問題ないと思います。
さて、サンクトペテルブルクに到着できましたので、ロシアの第二の都市を観光します。
【ロシア 2018】 モスクワを歩く
やっとこさモスクワを観光します。モスクワで訪れたスポットを紹介していきます。
もくじ
赤の広場
モスクワと言えばここですね、中心部にある赤の広場です。日本の渋谷のスクランブル交差点みたいな感じでしょうか。意味もなく何度も通りました。
赤の建物が特徴的ですが、これは博物館らしいです。向こうの人曰く、「中身は全然面白くなくて、外観がピーク。」だそうです。
赤の広場の由来は建物が赤いからではなく、美しいと赤が似た発音だというところからだそうです。「美しい広場」だなんて、傲慢ですね。
聖ワシリイ大聖堂
赤の広場に位置する言わずと知れたロシアの代名詞、聖ワシリイ大聖堂です。これが見たくてここに来ました。世界史の資料集で見た光景が目の前に…。
入場料は大人350ルーブルですが、国際学生証を持っていると150ルーブルです。ロシアでは学生の割引が大きく、すぐに元を取れるので学生のうちに行くことをお勧めします。たくさん働いてお賃金をもらっている皆様はお金を払いましょう。
ロシア正教会の大聖堂で、正式名称はСобор Покрова что на Рвуです。日本語名は「堀の生神女庇護大聖堂」と言います。ウケる。
雷帝のイヴァン4世がカザン・ハーンに勝利したことを記念に造られたそうです。世界史で聞いたことある。
玉ねぎ頭たちはそれぞれ別れた8つの教会になっています。
どの面から見ても本当にかわいい。
ビビッドなドームとは違い、入り口の近くは華奢なお花柄が描かれています。
全ての面に模様が描かれていてとても綺麗。
この顔は何?かわいい。
今から500年も前にインスタグラムもない時代におじさん達がこんなにかわいい大聖堂をつくったと思うと本当に愛おしいです。
これを見るために来てよかったー
クレムリン
聖ワシリイ大聖堂の向かって右側にある赤い大きな建物、クレムリン要塞です。
ロシア語で「クレムリ」と言い、要塞を意味するようです。「クレムリン要塞」は「要塞要塞」という意味です。頭痛が痛い、チゲ鍋。
チケットを買ったらこんな入り口から入って、
プーチン大統領が今も使うというロシア大統領府です。
欠けてる部分だけで数トンあるらしいです。火事の時に水をかけたら欠けちゃったという間抜けなお話のあるクソでっけえ鐘。
いくつかの大聖堂や大砲(?)があったりととても広い敷地で一つの町のようになっています。
大聖堂の中ももちろん入れます。ロシア正教の教会はとても綺麗でそれでいてそれぞれの特徴があるので見ていて飽きないです。
クレムリンのチケット購入方法
クレムリン要塞へのチケットは、3種類あります。
武器庫やダイヤモンド庫を見学したい人はそれぞれのチケットを購入しなければなりません。共通チケットはクレムリンの敷地への入場と大聖堂やその他展示物を観ることができます。
私は武器庫やダイヤモンド庫の見学はしなかったのですが、昔の武器や馬車や宝石がたくさん展示されているようです。時間が決まっていてめんどくさいというのもありました。クレムリンに行ったらマスト!と書かれていましたので是非行った方が良いようです。
チケットの購入方法は、
- オンラインチケットを予約する
- 窓口に行く
- 無人券売機で買う
です。
オンラインチケットはこちらのサイトから予約してください。
Moscow Kremlin Museums - Tickets
有人窓口、無人券売機は同じ場所で買います。
広場にこんな建物が見えたらそれです。行列になっているのでわかると思います。
「え、こんな行列…何時間待ちじゃい……」と絶望していましたが、これは有人窓口の列です。ロシア人は並ぶのがお好き。皆さんは券売機で買いましょう。
列をかき分けて建物の中に入ると端っこに券売機があります。とても空いているのですぐ買えます値段も同じです。
カードももちろん使えて私は特に問題はありませんでしたが、前のドイツ人のおばさんは何かトラブルがあったらしくブチギレていたので心配性なあなたは窓口に行きましょう。
また、武器庫に行きたい人も窓口に行ってください。券売機では買えないらしいです。
某大陸からの観光客軍団で混み合うので朝一番がオススメです。荷物検査の列で割り込まれないように強い心を持って行きましょう。
グム百貨店
画像:https://www.travel.co.jp/guide/article/29482/2/
この大きな建物がグム百貨店です。ヨーロッパ最大のショッピング・アーケードとして1893年に完成したそうです。ソ連の物資が少ない時代にもここの百貨店には物がたくさん揃っていたそうです。現在では高級ブランドの立ち並ぶショッピングモールです。
ガラス張りの天井や噴水があったりと広く開放感のある建物です。
ここにあるアイスクリームが人気です。ロシアの定番のアイスクリームは、Стаканчик(スカタンチク)と言います。グム百貨店にあるスカタンチク屋さんはいつも行列です。
素朴な味わいで美味しいです。スーパーでもっと安く買えたりしますが、ロシア人に混ざってスカタンチクを食べながらウインドウショッピングも楽しいです。
黄緑色のスカタンチクを食べましたが、最後まで味がわからなかったのでもし食べてみた方がいましたら味を教えてください。
救世主ハリストス大聖堂
金色のドームが見える、それが救世主ハリストス大聖堂です。
中の写真は禁止でしたので撮影できませんが、ザ・ロシア正教という感じでとても楽しめました。ロシア人は信仰熱心な方が多いようでした。
赤の広場から徒歩30分くらいです。遠くに見えるのですが、なかなか辿り着かないというロシアあるある。土地が広い。地下鉄がおすすめです。
雀ヶ丘
中心部から少し離れたところに位置します。地下鉄が楽チンですよ。
小高い丘を登るとモスクワが一望できます。ルートは、現地に住んでいる人についていったのでわかりませんがネズミが死んでいるような山道を登りました。リフトもあった。
セブンシスターズと言う、ソビエト・スターリン様式の建築物であるモスクワ大学を見ることができます。
ここは思ったよりも疲れました。
まとめ
モスクワは観光スポットが目白押しで土地も広大なので十分な時間をとって訪れたい場所です。
ロシアって一生寒いんでしょ?みたいな感じでしたが、夏は30℃くらいあって普通に暑いです。紫外線が強いので思っているよりも体力が消耗されます。お金持ちのあなたはタクシーや地下鉄を有意義に使ってください。全部徒歩で行こうと思うと脚が終わる。
【ロシア 2018】ロシアに到着したい
ロシア編第2弾、飛行機に乗ります。
もくじ
S7航空を予約する
日本からロシアに行くには直行便では、アエロフロート等がありますが、Skyscannerで最安だったS7航空というものに乗りました。S7航空のことは知らなかったのですが、ANAと同じスターアライアンスに加入しているそうです。
S7航空成田空港発イルクーツク経由モスクワドモジェドボ空港行です。S7航空のサイトから直接予約して片道で50000円程でした。8月のハイシーズンでこのくらいの値段でしたのでオフシーズンだともっと安いです。
カードで決済しようとしたところ、何度やってもできずに焦ったのですが、クレジットカード会社がロシアのウェブサイトを弾いている場合があるようです。カード会社に電話で解除するよう問い合わせるとすぐできました。
一番安いクラスの航空券だと預入荷物は付きません。10kg以内の規定以内のバッグとハンドバッグの二つを持ち込めます。
設備などはLCCと同じです。モニターはなく、シートは狭めです。機内食は簡単なものが出ます。
事前にオンラインチェックインをすることはできますが、座席指定は有料です。また、オンラインチェックインが可能ですが、ビザの都合上、カウンターでの手続きが必須です。そのままゲートに行くことができませんので注意してください。
チェックインカウンターで帰りの航空券の有無を聞かれましたが、多分無くても大丈夫だとは思います。確証はありません。帰りのチケットはバルセロナからの便にしていましたが、特に何も言われませんでした。
直前にメールで離陸時間が30分ほど遅くなったと言われましたが、空港に行ったところ元の時間に戻っていました。遅く行っていたら乗り遅れていて危機一髪でした。
黄緑色の機体がかわいいです。
一応機内食も出ます。評判ではとてもまずいとのことでしたが、別に普通の機内食でした。私の舌が腐っているのか?
お土産で人気のアリョンカちゃんのチョコが出てきました。
ルーブルの使い方
ロシアルーブルへの換金は、現地キャッシングやロシアの空港や市内での両替がありますが、日本円での両替があまりレートがよくないと聞きます。また、乗り継ぎで使う可能性等も加味して日本で5000円分だけして行きました。当然レートは良くないですが、5000円くらいでしたらそこまで痛手ではないです。
ロシアは西欧諸国以上にカード社会ですので、昔ながらのおばあちゃんがやっている小さい商店みたいなところでもカードが使えます。現金はそこまで持たなくて大丈夫だと思います。
アメリカとの関係でVISAやマスターカードが使えないという噂を聞きましたが私の行ったところでは支障はありませんでした。Manepaカードのマスターカードを使用しました。
イルクーツク空港のトランジット
トランジットで寄ったイルクーツク空港への便は今年の春から新しく就航した便だそうです。9時間のトランジットで周辺を観光したかったのですが、0時着でしたのでできませんでした。
イルクーツク空港は地方空港なのでなにもなく、パスポートコントロールの窓口も少ないです。また、一人一人長い時間をかけてビザチェックをするので非常に並びます。一人警察に連れ去られている人がいて緊張が走りました。大抵の人は何事もなく通過できます。一応笑顔でいましょう。
カフェや24時間営業のサブウェイなどがあります。キリル文字がロシアに来たことを実感しますね。
コンセントやベンチもいくつかありますのでそんなに不便することはないとは思います。Wifiもあります。
ここで購入したsimカードは、MTSという会社のものでしたが、30日間12GBで350ルーブル(約¥550)でした。事前にブログで見ていた情報よりも安かったので、モスクワやサンクトペテルブルクで買うよりも安いのかもしれません。ただ、販売員は英語を一つも喋れないので気合です。
モスクワに到着
ドモジェドボ空港に到着する
9時間のトランジットの後、イルクーツク空港からモスクワにあるドモジェドボ空港に行きました。
モスクワにはドモジェドボ空港の他にシェレメーチエヴォ空港というのがあります。後者の空港の方が大きいですが、S7航空はドモジェドボ空港に発着します。
帰国便はアエロフロートでしたので(これについては後日書きます)、シェレメーチエヴォ空港でしたが、どちらも綺麗で使いやすそうな空港でした。
ドモジェドボ空港から市内まで
空港からモスクワ市内までは、乗合バスのマルシュルートカを利用しました。実際に乗ったのはリムジンバスだったかもしれないですが、どちらも同じ値段かつ同じ停留所から出発します。バスの番号も同じなのでわかりやすいですね。
市内までの一番簡単なアクセス方法は、アエロエクスプレスに乗ることです。しかし、値段がバスの方が安いことと、宿泊していた場所がどちらにせよ乗り換えが必要で、総移動時間があまり変わらなかったことを加味してバスにしました。
バスは到着ロビーを3番出口から出て、左側に行くと屋根付きの通路があり、アエロエクスプレスに行けるようになりますが、そこを途中まで行き、標識に従って右に進むとバスが停まっています。知らないと少し迷いますが、とりあえず外に出れば標識があるのでそこまで難しくありません。
バスに乗り込んだら120ルーブルを支払って地下鉄駅まで乗せてもらいます。カードが使えるのはわかりませんが、みんな現金で支払っていたので少額の現金があると安心です。
市内までの色んな行き方の一覧はこちらです。
地下鉄に乗る
バスを降りたら地下鉄に乗ります。地下鉄には券売機と窓口のカッサ(Kacca)が存在します。
カッサ
モスクワ、サンクトペテルブルクのメトロは「Yandex.Metro」という路線図のアプリを利用すると便利です。オフラインでも利用できるのが強いです。この会社のタクシーバージョンもあり、ロシア版Uberとして簡単に利用できます。日本で登録しておくと便利です。
メトロは何度も乗るようでしたらТРОИКА(トロイカ)というSuicaのようなカードが便利です。一回券よりも大幅に割引されますので、元は取れます。カードは50ルーブルで何度もチャージして使えます。
カッサで購入しますが、もれなくロシア語しか通じません。「トロイカ!」と言って、カード代50ルーブルとチャージ250ルーブルという意味で「50+250」とiPhoneのメモに書いて見せたらすぐやってくれました。気合大事。
リチャージする際も、カードを差し出して数字を見せたら出来ます。券売機でもチャージができるようですが、何故かできなかったのでカッサに行ったら早いです。
ロシアはカード社会なのでどこでもカードが使えて便利です。
これで無事宿に到着し、モスクワ観光ができます。
【ロシア 2018】ロシアビザを取る
東南アジアのブログの途中でございますが、ヨーロッパに行って参りましたので、記憶の新しいうちに記録致したくて候う。
W杯直後のロシアに行ってきました。ロシアに行こうと決めたのは5月あたりでしたが、スポーツに微塵も興味がないわたくし、ロシアでW杯が開催されるなんて知りませんでした。
W杯でロシアが取り上げられていたから行ったミーハーのように思われたらなんか癪なのでそこだけは強調します。
ロシアのモスクワにある聖ワシリー宮殿をどうしても観たいと思い調べてみたらVISAが必要などなかなかめんどくさそうだし日本人の情報があまりなく不安でしたが行って本当に良かった場所です。
ロシアVISA
日本国籍のパスポートを使ってロシアに行くには、VISAが必要となります。しかも、申請の際にバウチャーという旅程表のようなものを提出しないといけないので割とめんどくさいしお金もかかります。
某歩き方の本にも、個人旅行ではなく、フリーツアーで申し込むように誘導しております。
ロシアに行くには
一般人がビザを取ってロシアに行くには、
- ツアーに申し込む
- ビザ申請会社にお願いしてビザを取得してもらう
- 自分で大使館にビザを取りに行く
というのが主にあります。
2. は、パスポートと写真を送るだけであとは全部やってくれるという代行会社です。会社によりけりですが大体10000円くらいかかるようです。お金があるけど時間がないという人にはオススメです。
バウチャーを取得する
私は、3. でビザを取得しました。
詳しい取り方はこちらの記事をご覧になるとよくわかると思います。
空バウチャーなるものを使用して取得しますが、これは正式な(?)バウチャーではないためになにかあっても自己責任です。私は何もありませんでしたし、他の方のブログを見る限り何も無さそうです。
空バウチャーは1500円程で、2週間以上前に大使館に申請すると、ビザの発行自体は無料です。日数に応じて料金がかかります。時間に余裕を持って申請しましょう。
また、ロシアが夜中だったりすると営業時間外のため決済が完了した後の空バウチャーの記載されたメールが届かないです。焦らずに向こうが営業時間になるまで待ちましょう。
私は焦って二回決済してしまいました。後日気づいて会社に問い合わせたところ迅速に返金してもらえました。意外と(失礼)対応がきちんとしていてびっくりしました。
英語での問い合わせになってしまうのであまり英語が得意でない方は泣き寝入りすることになります。まあとは言っても1500円程なのですが、お金がある方はそもそもお金を払って委託していると思いますので、されども大事な1500円です。
バウチャーを使用するのは、ビザ申請の際のみです。また、ビザには入国出国日が記載されているだけですので、現地でのパスポートコントロール時などで質問されることはなさそうです。
ホテルの名前は適当で良いです。出国入国日が正確に決まっていない場合は長めに取っておきましょう。期限内であれば、過ぎて入国したり、早く出国したりすることは可能です。特に問われることもありません。
ロシア大使館でVISAを申請する
麻布十番にあるロシア大使館に直接赴いて申請しました。平日の午前中しかやっていないため、時間の合わない方は郵送になるかと思います。都内に住んでいて尚且つ時間のある方は直接赴くと安上がりです。地方都市にも領事館があり、そこでも取得できるようです。
ロシア大使館は9:30からですが、代理会社などがまとめて申請に来るため、思ったよりも待ちます。9:45くらいに到着して整理券を取りましたが、受付に行くまでに1時間半ほどかかりました。時間に余裕を持って、9:30前くらいから並んでいますので早めに到着するようにしましょう。
大使館に行く際の持ち物は、
- 有効期限内のパスポート
- バウチャー用紙
- ロシア大使館HPからダウンロードして記入した書類(大使館にも用紙がある)
- 証明写真(書類にあらかじめ貼っておく)
です。一つでも不足しているとまた出直しになって大変めんどくさいので入念に確認しましょうり
また、ビザ申請時の顔写真ですが、ロシア大使館のホームページに撮影日時の指定がなかったので、2年前にパスポートの更新をした際の写真を提出しましたが、問題はなかったです。大きく変化していない限り、一般的な証明写真であれば撮影日時は問わないようです。
ロシア大使館のスタッフは日本語が話せるのでそこまで難しくないです。窓口で書類を提出して、いつ受け取るかを申告します。
引換券として受け取り日時が書いてある薄い紙をもらうので絶対に無くさないようにしましょう。
VISAの受け取り
受け取りの際は発券の必要もなく、そんなに並びません。しかし、これもまた9:30頃に到着しておいたほうが確実です。
整理券を発券せずに中に入ったら一番左の窓口に行き、申請時にもらった引換券を渡しましょう。大丈夫かと思いますが、パスポートにきちんとビザが貼られているのかを確認してください。
VISAを使う
VISAを使う場所は、パスポートを使う場所と同じです。パスポートコントロールやホテルのチェックインなどです。何日滞在するの?とか簡単な質問はされるので、自分のビザに合った返答をできるように覚えておきましょう。
まとめ
VISA申請は少々面倒でありましたが、特に問題もなくスムーズに進行しました。日本からは多少マイナーな国ですが直行便もあったりと行きやすくはあるのでオススメします、ロシア。
【2018年 インドシナ半島バックパッカー】 アンコール遺跡群を見学する
カンボジアにいったら99%の人間がいくであろう場所、アンコール遺跡の観光です。
言わずと知れた世界遺産で、国旗にも描かれているそれです。アンコール遺跡についての詳しい説明は、Wikipediaをご覧ください。(めんどくさがりました)
目次
アンコール遺跡はとても広いらしい
知らなかったんですが、アンコールワットってアンコール遺跡群の中のアンコールワットという遺跡なんですね。アンコールワットだけではなく、one of Angkor。
アンコール遺跡群はとてつもなく広いらしく、全部回るには一週間かかるらしいです。一週間も遺跡を見る気力はなく、1日で回ります。
アンコールワットには小周りコース、大回りコースみたいなものが大まかにあります。
画像:http://www.abaxjp.com/angkor-a01/angkor-ookomwr.html
小回りコースは1日でいいとこ取りだけをしたい!という人用です。今回はこちらを選択致しました。とてつもなく日差しが強いので、「日差しはむり。出来るだけクーラーの効いたホテルかカフェにいたい。」という人もこちらがオススメです。
アンコール遺跡に行こう
アンコールまでの行き方
一般人はトゥクトゥクをチャーターします。だいたい25〜30米ドルくらいです。みんなでチャーターしたらもっと安かったのかな。ひとりだな。つらいな。
その辺で捕まえてもいいし、ホテルに頼んでもいいです。その辺で捕まえて交流を楽しむのもオツです。前の日にお願いするのですが、流しだと、「ちゃんと来るのか?」と思いますでしょうが、ちゃんと来ます。カンボジア人、勤勉です。
チケットを買う
朝日を見るツアーにしたのでだいたい4時半くらいにお迎えが来ていた気がします。寝坊した時は知りません。頑張りましょう。
真っ暗の中まずはチケット売り場に行きます。原則、買った日からのカウントなのでその日に買うしかありません。
画像:https://www.asiatravelnote.com/2017/10/27/angkor_wat_fees_and_visiting_hours.php
このような場所に並びます。屋内なので良いですが、結構並びます。チケットの種類によって列が違うので注意しましょう。当方、並んで買おうとしたら「この列は3日用だから違うところ並び直してね!」と言われました。
因みに、
1日入場券:37ドル
3日入場券:62ドル
7日入場券:72ドル
です。(3日入場券、7日入場券は連続した日付である必要はない。)
日数が増えるにつれてお得になりますので、たくさん見たい方、暑いからゆっくり見たい方等自分の状況に応じて購入してください。
写真を撮られるのですが、微妙に下からのアングル+低画質+寝起き+暑いという組み合わせで一発どりなのでちゃんと盛りたい人は気をつけましょう。まあ別に盛ったところで何かあるわけではないのでどうでもいいです。
チケットは各遺跡の入り口のようなところで見せるのでキチンと撮っておいてください。
たけーよ!って思いますよね。わかります。アンコール遺跡の保持のためだと思いましょう。ちなみにここはベトナムが全て買い取っているため、カンボジアには一銭も入らないらしいです。とは言っても皆さんがカンボジアに観光に行ってあげて他でお金を落としてあげれば間接的にカンボジアは潤います。頑張って働こう。
朝日を見る
チケットを買って別のところに進むので謎ですが、運転手のお兄さんを信じましょう。
アンコールワットから覗く朝日を見るためにたくさんの人がいるので迷子にならないよう、お兄さんの服装や特徴を覚えて待ち合わせ場所を決めておきましょう。
私の時は一応!って電話番号を教えてくれましたが、ちゃんと見つかりました。電話の繋がる携帯があると便利かもしれないです。私は諸事情有りてsimを購入したにも関わらず使えないiPhoneでした。
夜が明けてきました。シルエットが見えるようになります。
この辺りで「雲が多すぎでは…?」となっていましたが、ついに太陽をのぞむことは出来ませんでした。日頃の行い。ライジング・サン。
3月頃の朝日は観れる確率が少ないらしいです。よかった自分だけじゃない。
アンコール・ワット
言わずと知れた名所、アンコールワットを見学します。午後の方が写真が綺麗に写るようですが、第三回廊は激混むらしいという情報を得て午前に朝日を見たまま鑑賞することにします。
ドライバーとの意思疎通ができずに朝日を見た後の行動を把握できなかったので一か八か中を見てから戻ったらそれが正解だったようでした。
ドン
ドン
でかいですねとても。
細部までレリーフが彫ってあります。細かい。
「マハーバーラタ」もあります。
昔の人、がんばったな。
第三回廊に登ります。順番待ちをするので頑張って並びましょう。とても暑いですが、肩の出る服や帽子を被っていては入れません。スカーフで隠すこともNGらしいです。前の欧米のおばちゃんたちが揉めていました。
また、仏教の日というのがあって、その日は入れないらしいので事前に見ておきましょう。
階段が急すぎる。
朝日が綺麗です。
結構高いところにいるようですが、分かりづらいです。シェムリアップではアンコールワットよりも高い建築物を作ってはいけないらしいです。
バイヨン
アンコール・トムの中央付近にあるバイヨンです。
アンコール・トムの入り口では彼らがお出迎えしてくれます。
四方に顔面が付いている「クメールの微笑み」です。
カンボジアの人は皆、異邦人にも優しく微笑んでくれたことを思い出します。
コンビニでちょっと買い物をしただけでも店員さんは微笑みながら手を合わせきちんとカンボジア流の挨拶をしてくれます。
暑すぎて見ている場合ではなくなってきましたね。
近くにある空中参道やらなんやらも見せてもらいます。
タ・プローム
書くのが疲れ始めたのでほぼ写真だけでお送り致します。
ラピュタのモデルになったのでは?と言われているタ・プロームです。なっていないです。
特に特筆すべきこともないです。詳しい歴史などは他の方のブログを見ていただけたら良いかと。
終わり
遺跡にあまり興味がない私でも「おーでかいな。昔の人、頑張ったな」となりました。非常に暑くて疲れるのでお金と時間に余裕のある方は何日かに分けてゆっくり見学した方が賢明かと思います。暑すぎて鑑賞どころではなくなり、ほぼ流し見になってしまい勿体無いです。
続きます。
【2018年インドシナ半島バックパッカー】ベンメリア遺跡に行く
宿泊したゲストハウスは、パブストリート*1から徒歩1分のところでした。便利です。日本人宿は15分くらい歩いたところにあります。
宿はお馴染みBooking.comで予約しました。
このリンクから登録して予約すると、あなたと私、両方に¥2000がもらえます。嬉しいね。やったー。
目次
ベンメリア遺跡の行き方
乗り物のチャーター
ベンメリア遺跡は、シェムリアップでおそらくみんなが滞在するであろう場所から車で2時間ほどのところにあります。遠いです。乗り物をチャーターして、往復の送迎をしてもらいます。
事前情報で、「トゥクトゥクだとまじで大変だからタクシーがベター」と書かれていましたが、そんなことを無視してどうしてもトゥクトゥクで行きたい私はトゥクトゥクの運転手を探す旅に出ます。料金もトゥクトゥクの方が少し安い。
複数人で行ったらタクシーをチャーター出来て安いのですが、一人です。ゲストハウスで一緒に行く人を募るというのも手ですが、煩わしいのでやめました。
トゥクトゥクは街に沢山います。料金は決まっていないので完全交渉制です。強い心で挑んでいこうな。歩いているだけで、「どこ行くの?アンコールワット?ベンメリア??20ドルだよ!」としつこく勧誘されます。次の日にアンコール遺跡に行く予定だったため、同じ人にお願いした方が楽だと思い、フィーリングの合うドライバーを探すことを重要視しました。
何人かと交渉をして、あんまり勧誘がしつこくないけど人懐っこい笑顔で絡んでくる若者(キムリー)にビビっときたのでお願いすることにしました。
20ドルから25ドルが相場ですが、40ドルくらいを言ってきます。負けない。キムリーは、「トゥクトゥクだと道がやばいからタクシーにすれば?5ドル違うだけだし!」とか言ってましたが、そんなの金儲けしたいだけだろ。と思ってトゥクトゥクを絶対的にお願いしました。結果、現地民の言うことは正しいです。皆さんはなるべくタクシーにしましょう。
片道2時間、砂埃と排気ガスの舞う悪路を野ざらしで走ることになります。風が気持ちいいとかいう場合ではない。
何もない道を永遠と走る。
チケットを買う
2時間ほど走ると、突然小さな建物の前で降ろされます。チケットを買えとの事。5ドルです。
チケットを買った後、また少し走ってやっとベンメリア遺跡に到着です。この時点で疲労が溜まりまくっていますが、頑張りましょう。
ベンメリア遺跡を散策する
なんて事ない、瓦礫の山です。森と崩れた建物に囲まれた場所です。
ベンメリア遺跡とはなんぞや?みたいな人は、今はgoogleという便利なツールがあるので活用してください。
ラピュタのモデルになったと言われている(時系列的に違うらしい)が、ラピュタを観たことがないので「ほーラピュタ(?)」という感じでした。
現地ガイドを名乗ったただの観光客目当ての現地民がいるらしいですが、行った時はいませんでした。「絶対に騙されないぞ!」という人は頑張って巻きましょう。10ドルくらいで現地民しかわからないみたいなところも案内してくれるようなので、いう通りにするのも良いかもしれないですね。
道順もなにもないので好きなように回れます。謎の気の強い日本人のおばさんに「One Way!!!」って怒られて、「はーじゃあ入口はどこ!?」ってキレたら無視されましたが、道順はありません。欧米人は聞こえないフリをして進んでいましたし。
昼は暑すぎるというのと、ツアーの団体客が多いので朝一で行くことをオススメします。多分送迎してくれる人が、朝一を指定してきます。「朝8時に迎え行くから!」って言われた。早い。
正味1時間ほどで見終わりますので、運転手のお兄さんと合流してください。また地獄の悪路を2時間走ってホテルに帰宅します。お疲れ様でした。
ベンメリア遺跡に行くときの注意(まとめ)
- 乗り物は少し高くてもタクシーを利用すべし。
- 朝早くから行くのが吉。
- 乗り物は前日にはチャーターしておくべし。
- ベンメリアの発音は「ベンミーリー」。ベンメリアでは通じない。
ちょっと遠いですが、「崩れた遺跡にエクスタシィを感じる」「滞在日数が多くて時間が余っている」という方は是非行ってください。
続きます
【2018年インドシナ半島バックパッカー】カンボジアに降り立つ
目次
飛行機に乗る
今回の旅の往路は、セブパシフィック航空にお世話になりました。
主に、セブやマニラに就航しているLCCだそうです。今回Skyscannerで安く出ているのを見て初めて知りました。まだまだ知らないことはたくさんある。世界は広い。
色がポップでかわいいですね。
成田発シェムリアップ行(マニラ乗り換え)約20000円でした。
日本ではあまりメジャーではないようで、日本語での情報も少なく不安でしたが、難なくクリアできました。
事前にWebチェックインを済ませ、空港に着いたらカウンターで最終確認と座席の指定を済ませました。LCCあるあるなのかはわかりませんが、予約時の座席指定は追加料金がかかるのにカウンターに行くとむしろ向こうから座席の希望を聞いてくれます。無料です。
セブパシフィックは預け入れ手荷物は追加料金がかかるので、機内持ち込み手荷物のみで参戦します。荷物の重量検査が厳しいと聞いていたのですが、計られずにスルーされました。メインバッグの大きさで大体の内容量を判断しているのでしょうか。たまたまの可能性が高いので、なるべく荷物は重量いないにしておきましょう。
ちなみに私は45Lバックパックと小さいボディバッグの2つを持ち込みました。
いざ出発です。セブパシフィックのCAには男性も多く、みんなセブパシフィックカラーの水色と黄色のユニフォームを身にまとっていました。ポロシャツとジーンズというラフな格好で良いですね。かわいい。
マニラのニノイ・アキノ国際空港で乗り換えですが、この空港は評判がすこぶる悪いようですが、乗り換えに使ったターミナル3は全然そんなことはなかったです。ただ何もない。3時間の乗り換えが苦に感じるほどの何もなさです。ただ座ってぼーっとするだけの時間。Wifiはある。ありがとう。
一度出国して一瞬だけ街を見ようかとも思いましたが、ニノイ・アキノ空港は空港利用料が高いようです。貧乏人無念の脱落。
なんやかんやで無事シェムリアップ空港に到着しました。
カンボジアビザを取得する
シェムリアップ空港は、ザ・東南アジアという小さな建物と木々が生い茂る空港です。ここに世界中の旅人が降り立っているなんて信じられん。
画像:https://cambodia.joshi-tabi.info/knack/evisa/
こじんまりとしていてかわいいですね。行った時は暗くてあんまりわかりませんでしたが。
カンボジアではビザがないと入国できません。多くの国でビザがいらない日本のパスポートの数少ないビザの必要な国。
カンボジアビザは大使館やインターネットでも取得できます。
事前の取得が安心ではありますが、手数料がかかることやめんどくささから到着してから空港で取得しました。
空港に入ると赤いクメールが微笑んでお出迎えしてくれます。
ここを右手に進むとビザを取得でき、左手は入国審査のカウンターがあります。
事前に日本から持って行くものは、
・パスポート
・30米ドル
・証明写真
です。簡単。証明写真はサイズ指定がされていますが、全然違うサイズを持って行っても受理されます。多分。
用紙に必要事項を記入したら、カウンターでその用紙と上記3点を渡します。10分くらいでビザが貼られたパスポートが返却されます。
クメール語が喋れなくても大丈夫。ほぼ会話はない。
カンボジアビザを取得して、入国審査を済ませたらいよいよカンボジアでの滞在が始まります。
夜に着いたけどクソ暑いからまじでやばい。
カンボジアのアライバルビザについてはこちらのサイトを参考にしました。
ありがとうございます。インターネットの世界で生きる。
続きます。